こんにちは、タカッシ―です。
高齢者福祉施設で、働いて19年目。国家資格の介護福祉士と介護支援専門員(ケアマネージャー)を持っている、現役相談員のタカッシ―が、高齢者の介護を中心に書いているブログです。 前回のブログではグループホームについて触れましたが、今回は介護老人保健施設について詳しく解説をしていきたいと思います。
簡単に言うとリハビリをする為の施設です。高齢者になると病院から直接自宅へ帰る事が難しいケースが少なくありません。その時に、リハビリを行いながら、身の回りのお世話もしてもらい、元気になったら自宅へ帰る。3カ月をひと区切りとして使用する施設です。
入所者は50名~100名ぐらいがひとつの目安です。職員は30~50人ぐらい。看護師さんや介護職員さんもおり、薬も施設で処方してくれます。医者が施設長でなければいけない。との決まりがあります。リハビリの為の国家資格をもった作業療法士や理学療法士がおりプロがリハビリを指導してくれます。
メリット
① リハビリを中心に、食事や入浴、トイレ等のお世話も全般的に行ってくれます 。
②夜勤者がおり、24時間対応可能です。
③施設で薬を処方してくれる為、通常の内科の薬ならば通院の必要がありません(施設により対応は異なる事があります)
④介護保険を利用しての利用料金支払いになりますが、減免措置がある為、収入に応じて段階的に金額が安くなることがあります。
デメリット
①介護認定が要介護1以上ないと利用できない(要支援は利用できません)入所中に要介護から要支援に認定が変わると、施設を退所しなければなりません。
②利用期間が原則3カ月と決まっている。(原則です)
入所用件
・介護認定で要介護1以上の認定を受ける事。
まとめ
入所から3カ月をひと区切りとしてリハビリを行う為の施設ですが、施設によっては、3カ月を何度も更新して、特別養護養護老人ホーム(要介護3以上で申込)の待機施設としての役割を果たしている施設もあります。どうするかは施設の方針によると思われます。
うまく利用すれば、リハビリを行いながら特別養護老人ホームへ入るまで長期間にわたり利用できる施設です。減免もうまく利用し、お得に利用できるかもしれません。
※記載してある内容は、私が住んでいる自治体の基準で書かれている為、地域によって違う部分があります。必ずお住まいの地域の自治体へ確認して下さい。介護保険担当の窓口や高齢者支援の窓口が対象となります。
文字ばかりで、分かりにくい表現があると思います。ブログに慣れてきたら、画像や写真を使用して分かり易く更新していきます。よろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。応援よろしくお願いします。
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