なぜ親を施設に入れるべきなのか。たったひとつの理由パート②

介護保険

こんにちは、タカッシ―です。

高齢者福祉施設で、働いて19年目。国家資格の介護福祉士と介護支援専門員(ケアマネージャー)を持っている、現役相談員のタカッシ―が、高齢者の介護を中心に書いているブログです。

今回は、親を施設に入れるか迷っているあなたへのアドバイス的なブログです。

今回は、結論から先に。施設に入れることを強くお勧めします。

何故か。

ハッキリ言って、家でみるのはものすごく!ものすごく!大変だからです。タカッシ―は一応、国家資格の介護福祉士を持っていますが、自宅で親の介護ができるか。といわれたら、こう答えます「難しい…」

気持ちの中は「うーん、無理」ですかね。

やはり、体が動かない高齢者(車いすや寝たきり)や認知症が酷く徘徊(外へ出て行って帰らない)する高齢者を自宅でみるには、設備や人手が圧倒的に足りないんです。

トイレひとつをとっても、施設は最初から、車いすや寝たきりの方専用に作られています。ベットもおむつ交換をすること前提の作りです。

また、お風呂なんかも寝たきりで入浴できるお風呂を1000万円~1500万円かけて購入して毎日お風呂を稼働しています。

勤務も交代制です。早番、日勤、遅番、夜勤。一人一人は基本的に8時間勤務。普通の会社とかわりません。

でも自宅では、娘やお嫁さんがたぶん、24時間つきっきりですよね。設備も人でも足りない。

確かに、自宅での訪問入浴や訪問介護、訪問看護等々、自宅で過ごすサービスはあります。でも主軸で介護するのは、一人の家族が担うのが今の日本の現実です。

たぶん、タカッシ―は潰れます。

仕事は、チームケアが基本です。介護の専門職、看護の専門職、栄養士、作業療法士(リハビリ担当)などなどの担当が決まっていて、初めて1名の方を介護できるんです。

一人では、タカッシ―は無理です。

でも、頑張っている方がいるのもまた、事実。頭が下がります。

上手く、施設を使ってくれる事を願わずにはいられません。短期間だけお泊りをするショートステイと言うサービスも施設にはあります(1週間だけとか)

そんなサービス使ってみるのがおススメです。施設の「人となり」が分かりますから。

まとめ

自宅の介護は、ぶっとんで大変。タカッシ―は施設入所がおススメ。

ショートステイという、短期間のお泊りサービスから利用するのが良い(1泊2日から可能)

どうしても、自宅。の方々を支えるサービスも沢山あります。訪問介護、訪問入浴、訪問看護、在宅診療(往診)通所介護(デイサービス)相談は、担当のケアマネージャーまで。

つたなく、わかりにくい文章を読んでいただき、ありがとうございます。とても分かりにくい、介護保険サービスが少しでも理解いただければ嬉しいです。

応援よろしくお願いします。