こんにちは、タカッシ―です。
タイトルを読んで、なんで救急車?と思った方もいるのでは。今日は、救急車の呼び方です。
なんで、このタイトルなのか。救急車を呼ぶときは、かなりの確率で焦っている状況だと思います。いや焦るんですよ。これが。だってその名の通り救急の時に呼ぶ車ですからね。
最近は、自然災害が多いので、誰にでも救急車を呼ぶ可能性があります。そんな時に焦らずに最低限伝えなければならない事を予習できればと思い、このブログを書く事にしました。
もちろん、新型コロナウイルスも猛威をふるっていますからね。
自然災害に限らず、ご年配の親御さんや、祖父や祖母が同居、または近くにいる。小さいお子さんがいる方も必読です。最初の頃はタカッシ―も焦りまくりで、カミカミで救急車を呼んでました💦
でも人間、何回もおんなじ事を繰り返してやっていると慣れますよね。例えば、車の運転や高級なお寿司屋へ行く「ドキドキ」も何回も行けば、慣れる。
何回も行けば、ドキドキしませんよね。
でも世の中にそんなに何回も、もう慣れたわーって思うくらいに救急車を呼びまくっている人がいますか?って話ですよね。
いました。見つけました。
誰か?
俺です。タカッシ―です。
タカッシ―のブログを読んで頂いている方は、ご存知かもしてませんが、タカッシ―の仕事は、高齢者福祉施設の生活相談員。介護保険のブログも書いてます。良かったら、ご一読下さい。
高齢の方と日常的に接している仕事なので、結構頻繁に救急車を呼びます。ちゃんと数えた事はありませんが、多い年で年間40回くらいは呼んでいると思います。
平均すると9日に1回の割合で救急車呼んでます。改めて考えると、ああ、そのくらい呼んで乗っているかも。と思いました。多い時は1ヶ月に5回~6回の時もあります。
そこで、タカッシ―が仕事をしている宮城県仙台市の救急車を呼ぶ時の119番の相手との詳細なやりとりと、病院へ運ばれた時に医師から求められる情報や、必要な準備物について、書いていこうと思います。
いざと言う時の為に、サラッと読んでみて下さい。
では、具体的な中身です。
タカッシ―の施設で救急車を呼ぶ時は、大抵の場合は、入居者からのナースコールで部屋へ行きます。病気の時もあれば、怪我の時もあります。
これは、職員では何ともならない。緊急性が高い。と判断した時に事務所へ戻り119番へ電話です。
救急隊「はい、119番消防です。火事ですか、救急ですか」
タカッシー「救急お願いします」
①ここで最初のポイント。119番は火事の時も電話するので、「救急です」としっかり答える。消防車が来ても困りますよね。
救急隊「では、最初に救急車が向かう住所から教えて下さい。何区何町ですか」
タカッシー 「仙台市○○区○○○○丁目○○の○です」
救急隊 「建物の名前は何ですか?」
タカッシー 「社会福祉法人○○○○です。」
②2個目のポイントです。最初は住所や目印になる建物を聞かれます。パニックだと自宅の住所も、咄嗟にでなくなります。何度も言いますが、焦らない事。重要です。
救急隊 「はい。確認できました。そこで、病気ですか怪我ですか」
タカッシー 「怪我です」
救急隊 「その方は現在、意識があり、話が出来ますか」
タカッシー 「はい。できます」
救急隊 「どのようなお怪我ですか」
「転倒されて、足の骨折の疑いがあります」
③ポイント3つ目。病気か怪我か伝え、どちらにしても素人でわかる範囲で状況を詳しく伝える。心肺停止等だと、スゲー急いで来てくれます。
救急隊 「わかりました。何処か病院には連絡していますか」
タカッシー 「夜間なので、連絡していません」
④ポイント4つ目。昼間でいつも行っている病院に電話をする余裕があれば、一度連絡をいれておくと良いですね。余裕があればでいいです。最終的には、救急隊が病院を探してくれます。
救急隊 「わかりました。現在、○○消防署から救急車が向かっています。誘導をお願いします」
タカッシー 「わかりました」
救急隊 「最後に、私は消防司令部の○○と申します。通報された方のお名前をお願いします」
タカッシー 「生活相談員の○○です」
救急隊 「では、お待ちください」
電話を切る。
だいたいこんな流れです。細かい内容は話をする相手で変わりますが、基本的に聞かれる内容は同じです。いくつかポイントを記載しましたので、確認して下さい。
そして、救急車に乗る時に必要なので、前もって準備しておいて持って行っ方が良い物のリストです
- 健康保険証(これがないと会計で10割負担です)
- 服薬している薬がわかるもの(お薬手帳等)
- 持病や今までの病気がわかる書類(事前にまとめておくと良いですね)
- お財布(病院はもちろん、帰る事も考えてタクシー代も必要)
- 靴。(救急車で行っても帰されることもあるので。裸足はキツイ)
持病や以前の大きな病気と現在服薬している薬は必ず聞かれます。
元気な時に親には薬や、病気の事を聞いておくと良いですよ。
また、お金はやはり必要。夜間は夜間救急の加算分があるので、結構高額。タカッシ―の奥さんが尿管結石で運ばれた時は、3割負担で1万4千円くらいでした。
タクシー代金も必要です。何処の病院へ運ばれるかわからないので、自宅から遠い病院へ行き、入院できなければタクシー等で帰らなくてはいけません。多めの現金を入れておくか、クレジットカードを1枚財布に入れておけば安心です。
最近は病院でもクレジットカード使える所が増えましたね。
まとめ
まずは、慌てず、焦らず、状況の把握が一番大切。人間は簡単に亡くなりません
救急車は119番。呼ぶのは救急車です。消防車ではありませんよ。
事前に準備できるものは、しておきましょう。特に高齢の方は薬や持病の事分かるようにしておく事が大事。可能ならば1枚の紙にまとめておく。
読んでいる自分が子供の立場ならば、親の保険証や薬の把握。自分が高齢者ならば、子供や緊急時に動いてくれる人と事前に話し合いをして、困らないようにしておきましょう。
タカッシ―の施設には、スーツケースに入院セットを一式準備している高齢者が何人かいます。万が一の時は家族がそれを持って病院へ。なるほど。と思いました。
つたない文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。救急車を呼ぶ場面に遭遇しないのが一番良い事。
でも、新型コロナや自然災害がいつ襲ってくるか分かりません。事前に準備をする事でかなり、安心できます。
このブログがそんなキッカケになれば、これ以上に嬉しい事はありません。今後も頑張りますので、応援よろしくお願いします。
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